ルーフテントを設置したオフロード車

ルーフテント入門!車旅デビューの近道かも!!



おすすめルーフテント シェル型

iKAMPER 「スカイキャンプ」

iKAMPERは世界30ヵ国で販売されているルーフトップテントのブランド。

日本では株式会社エムクライム(iKAMPER JAPAN)が正規販売総代理店となっています。

iKAMPER 「スカイキャンプ」はシェル型としては大きめ。なぜかと言うと、床部分の伸縮パネルを引き出すと210cm×190cmのマットレスが収まるサイズに広がるからです。

車体から少しはみ出してラダー(はしご)で支えるスタイルは、冒険心をくすぐります。

サイズは大きめですが開閉は超簡単で、ふた(シェル)を開けてからはしごを設置するまで約30秒!

公式サイトには風圧試験やフラットパネルの耐久性テストの動画が上がっていて、見てみると信頼性も高そうです。

就寝定員: 大人3人・子ども1人
収納時サイズ:全長210×全幅138×全高32cm
展開時サイズ:全長210×全幅190×全高110cm
重量:約73kg
価格:498,000円(税別)〜
公式サイト:公式サイトはこちら

GIBSON 「GRAVIS」

ハイエースのカスタムパーツメーカーとしてGIBSONブランドを展開している株式会社ストーク。福岡県にある会社です。

こちらはGIBSONブランドとして、「GRAVIS」というルーフテントを取り扱っています。

ハイエース、NV350(日産キャラバン)、エブリイ(スズキの軽自動車)をメインの対象車種としていることが多いGIBSONですが、「GRAVIS」はこれら以外の車種にも取り付けられるということです。

開口部は、2枚構造で防虫ネットを装備。防水生地と防水ファスナーで雨にも対応。内側サイズは200cm × 130cmで大人2名が就寝できる広さ。

内側には、ランタンなどを掛けるためのフックが付いているほか、脱いだシューズを収納するためのポケットも備えています。

GIBSONの製品は国内生産にこだわっていて、「GRAVIS」ももちろんMADE IN JAPANです。

就寝定員: 大人2人
収納時サイズ:全長200×全幅130×全高27.5cm
展開時サイズ:全長200×全幅130×全高 – cm
重量:約65kg
値段:250,000円(税込)〜
公式サイトはこちら

ジェームス・バロウド「スペース」

タワー型の項で紹介したポルトガルのブランド・ジェームス・バロウドのシェル型が、この「スペース」です。

シェル型ですが、展開時に三角形ではなく台形になります。一番高い部分で、室内高143センチ。タワー型の「エヴァション」が98センチなので、片側だけですがさらに5センチ頭上に余裕があります。

天井に収納ネット付き。車内の空気循環に最適なソーラーファンや着脱式LED照明も標準装備しています。

サイズはコンパクトをはじめ、レギュラー、XXLと3種類が用意されています。

就寝定員:大人2人
収納時サイズ:全長198×全幅130×全高33.5cm
展開時サイズ(室内):全長196×全幅128×全高143/48
重量:約55kg
価格:388,000円(税別)〜
※上記数値はコンパクトサイズの場合
公式サイトはこちら

おすすめルーフテント テント型

Feldon Shelter 「クロウズネスト」

Feldon Shelter 社のクロウズネクストは、 ニュージーランド製。

「1日のうちに四季がある」と例えられるニュージーランドで様々な気象条件に対応できる性能を目指して作られています。

独自のドーム型ルーフの採用により、屋根に水が溜まるのを防ぎ、屋根からの漏水を防止。

ニュージーランドの強い日差しを考慮して、ポリエステルとコットン混合素材のリップストップ生地を使用し、紫外線耐性と耐久性を高めています。

写真のような地面まで覆う別売りの拡張テント(ボーナスルーム)を取り付けることが可能。更衣室や収納スペースなど様々な用途が考えられます。

雨風を避けて車内からルーフテントへの移動ができるのも便利で快適ですね。

収納時サイズ:全長120×全幅143×全高40cm
展開時サイズ:全長240×全幅143×全高125cm
重量:約54kg
価格:298,000円(税別)〜
※上記の数値はレギュラーサイズの場合
公式サイトはこちら

ARB 4×4 Accessories「SIMPSONⅢ ROOF TOP TENTS(シンプソン3 ルーフトップ テント)」

ARB 4×4 Accessoriesはオーストラリアのオフロードパーツブランド。

自動車のサスペンションやバンパー、フォグランプなど過酷な条件下で耐える本格的な4WDカスタムパーツを製造・販売しています。製品ラインナップの中にはテント、オーニング、そしてルーフテントも。

ここで紹介するシンプソン3 ルーフトップテントは、シュラフやブランケットなどの寝具をテント内に畳んで収納することができるので、車両内のスペースを有効的に使えるのが特長。

また、バンジーコードシステム(ゴムの引っ張る力を利用して、テント収納時にテントの壁が内側へ入り込むようにするシステム)により、テントの収納を素早く行えます。

そしてなんと、シューズポケットと、アネックス(はしごの周りを囲う拡張テント)まで付属!

日本では、株式会社フレックス・ドリームが正規輸入元となっています。

就寝定員: 大人2人+子ども3人
収納時サイズ:全長125×全幅145×全高40cm
展開時サイズ:全長240×全幅140×全高130cm
重量:約81kg(はしご含む)
公式サイトはこちら

ダイキ  「イージーキャンパー レボリューション」

タワー型の紹介のところでも紹介した国内ブランド・ダイキのテント型ルーフテントがこの「イージーキャンパーレボリューション」。

ひさし部分がシェルとも言えるので、厳密にはテント型のシェル型の中間タイプといったところでしょうか。

“このルーフテントは既存の商品の抱える問題点の数々を解決してしまった”と公式サイトでうたっているように、革新的な機能が付いています。

まず、ルーフテントの開閉はリモコン操作で行うので「高い所での開け閉めはちょっと不安」という人や力が弱い人でも、安心して簡単に操作できます。

ルーフテント開閉のためのバッテリーはソーラー式なので、充電を忘れて使いたい時に電池切れということもありません。

一般的に拡張テントがない限り、雨の日ははしごを昇り降りする際に濡れてしまうことが多いルーフテントですが、「イージーキャンパー レボリューション」には、大きなひさしが標準装備。これがあればかなり雨から守ってくれると思います。

もちろん、大型の窓を開けて網戸にすれば、非常に風通しが良く快適だし、

すべての窓を閉めれば気密性の高い室内になるという、ルーフテントの基本というべき快適性もしっかり備わっています。

収納時サイズ:全長215×全幅130×全高31-33cm
展開時サイズ:全長200×全幅120×全高 110/85cm
重量:約63kg
価格:418,000円(税込)〜
公式サイトはこちら

まとめ

ここで紹介しきれなかったものもたくさんあります。

国内ではまだそんなに馴染みがないのではルーフテントですが、調べてみると予想以上にあちこちでいろいろなタイプの製品が売られています。

興味が湧いたら実物を見てみたいですよね。

手っ取り早くいろいろなブランドのルーフテントを見比べられるのが、キャンピングカーショー。

ですが最近はキャンピングカーショーが、新型コロナのせいでまた延期になっています。なので今のところは、興味のあるブランドを取り扱っている販売代理店に見学が可能かを問い合わせるのが、いちばんだと思います。

定期的に展示(見学)会を行っている販売店もあるので、まずは連絡してみましょう。

現在所有しているクルマに取り付けたいと考えているなら、クルマの型式と年式をメモって持って行ってください。取り付けられるかどうかを確認する時に役立ちます。

高い所に登るのって、なぜかワクワクしますよね。

この記事を書いている途中、「ルーフテントってツリーハウスみたいだ」と何度も思いました。

私もいまだに高い所、好きです。