キャンピングカーは乗車定員に対して収納は少ない?簡単DIYで解決できるか!?




人気のDIY!不器用でもできる範囲でチャレンジ。


キャンピングカーの室内を見渡すと、どこにも無駄のない設計になっています。

車本来の移動手段に加え、居住と就寝スペースとなる後部車内は広さを確保する為、必要最低限の収納スペースを考えて設置されています。

設置されているベットやテーブルの機能を無駄にしないでDIYを考えた時、実際に乗る人数より多い椅子のスペースに目を付けました。

この椅子があれば便利だけど、なくても不便ではないのでは?と考え幅や奥行きなどを測り簡単に設置できる棚を設置することに。

二段や三段のカラーボックスは安価で購入できますが、走行中に収納した物が落下する可能性が高いので、扉付きもしくは引き出しタイプを検討。

筆者のキャンピングカーのデットスペースのサイズは、幅48cm、奥行き40cm程度。高さは105cmと十分なスペースです。

簡単DIYと言っても棚を一から製作する技術はありません。

そこで、SNSなどで見かけて気になっていた隙間家具を使用することにしました。

大手家具屋や通販サイトなどで、家庭向けに作られている隙間家具。

本来は、洗面所やキッチンなど隙間を活用することを目的として販売されている隙間家具シリーズですが、これをキャンピングカーに設置してみることにしました。

インターネット販売は魅力的。あえて実店舗購入で即日設置を試みる。


大手通販サイトの「ディノス」には、1cm単位で細かく設定できる隙間用家具があります。

とても便利で魅力的なラインナップです。

基本は家庭用なので、キャスター付きのものなど種類も豊富です。

筆者のようにネットでの情報を発信する者としてネット購入できる手軽さは魅力的ですが、今回はあえて、即実施できる実店舗のあるニトリのサービスを活用し、初めてのDIYにチャレンジすることにしました。

ニトリの隙間家具は10cm単位での設定が多く、ディノスの家具に比べるとおおまかな設定ですが、購入後サイズが合わなければ煩わしい手間がなく返品できるのが魅力です。

キャンピングカーで実店舗へ行き購入後サイズが合わなければその場で返品対応をお願いすることができるので早速実店舗へ。

想像以上にサイズ毎の在庫も豊富。

ニトリ公式サイトで検索をかけると209件の隙間家具が見つかりましたが、そこまでではないにしろ十分選択の余地がありそうです。

ネットで目を付けていた「洗濯」コーナーにある「ミドルストッカー」

サイズは、幅26cm、奥行き40cm

横に2つ並べることができればベストだと思い、引き出しのサイズ違いの物を1つずつ計2つ購入しました。

価格は1つ5,000円程度。

さっそく車に運びデットスペースになっている椅子部分に設置しました。

収納ボックス

窓のサッシがある為、多少前方で凸凹してしまいましたが、シンデレラフィット。

幅がキツめで押し込んだ感はありますが、ゆるいと振動で倒れてくる可能性のある車内なので、むしろいい感じに収まりました。

これで収納が8段分、家族1人1段から2段使用できる収納スペースが増えました。

出入り口付近の設置なので、外から靴を脱がずに棚の物が取れるのは、想像以上に便利です。

走行中の振動に備える


今回シンデレラフィットしたニトリのミドルストッカーですが、車内の空間が105cm程度に対しミドルストッカーの高さは85cmとやや低め。

高さがない分圧迫感もなく車内に馴染むのですが、走行中の転倒が気になります。

横幅がきっちりサイズとは言え中身が重くなれば前に倒れる可能性が出るので、なんらかの形で支える必要がありそうです。

いろいろ検討しましたが、上部の空きスペースに突っ張り棒を使用しミドルストッカーを支えることにしました。

突っ張り棒

滑り止めシートを載せてから100圴の短めの突っ張り棒を使用し4点を固定

想像以上にしっかりと留まります。

現状間に合っていますが、中身が重くなり転倒の可能性を感じた場合は、突っ張り棒を増やしていこうと思っています。

気軽にカスタマイズできるのがありがたい。

さらに、引き出しの飛び出し防止に、同じく100圴で購入したベビー用品の引き出しストッパーを取り付けます。

引き出しストッパー

両面テープで設置するだけの簡単アイテムなので手間がかからず、子どもが簡単に開けることができない設計になっているので、振動で簡単に開くこともありません。

引き出しストッパー

今回購入したミドルストッカーと色合いが一緒で違和感なく仕上がりました。

引き出しストッパー


まとめ


DIYという程の手間も時間もかけずに簡単に棚の設置が終わりました。

工具もなしで即設置できるので誰でも手軽に行うことができます。

店舗でサイズが合わない場合は、ネットショップでの購入もお勧めです。

筆者のキャンピングカーは出入り口付近にデッドスペースがあり、その場所に棚を設置したことで虫除けなど外で使うものが簡単に手が届くようになり、キャンピングカーライフがより充実しました。

子どもたちの持ち込んだ細々とした物などをここに入れることで車内の整理整頓にもつながります。

必要なものがすぐ取り出せる生活は、キャンピングカーでの生活でも必要不可欠な条件!

ニトリやディノスに限らず、隙間家具やDIYグッズが充実しているので、今回のようにちょっとした隙間不満を解決に繋げることができます。

専門用品じゃないものにも目を向けて、生活環境にあったキャンピングカーライフを目指して行く参考になれば嬉しいです。