子どもと初めての冬の車中泊

子どもと初めての冬の車中泊!防寒対策や防寒グッズを紹介



トラキャンを購入してから初めての冬を迎え、先日、家族で冬の車中泊を体験してきました。

初めての冬の車中泊ということもあり、車内がどれくらい寒いのか分からず、少し身構えてしまいましたが、我が家は事前に防寒対策をしっかりしていたことで、思ったよりも快適に過ごすことができました。

特に子どもは寒暖差に敏感で、寒いとすぐに体調を崩すこともあるので、子どもと車中泊をする際には、防寒対策はしっかりとしていきたいですよね。

ということで今回は、我が家が初めて子どもと冬の車中泊に行った様子や、トラキャンに元々備えてある防寒装備、その他にどのような防寒対策グッズを使ったのかを紹介したいと思います。

冬の車中泊の外気温と車内温度について


今回、車中泊場所として利用したのは神奈川県秦野市のカーステイです。

2020年12月12日、天気は晴れ。18:00くらいから翌9:00くらいまで車中泊をしました。

神奈川県秦野市は、神奈川県の中西部に位置する都市です。12月ということで冬真っ只中のはずですが、この日は体感的にそこまで寒さを感じませんでした。

外気温は20:00で14度くらい。車内温はFFヒーターも何もつけない状態で、20:00時点で21度くらいでした。

外はコートを羽織って丁度いいくらいの気温ですが、シェルの中は、FFヒーターを付けていなくても、上下フリースで寒さを感じることはありませんでした。

トラキャンの備え付け装備


FFヒーター


FFヒーター

我が家のトラキャンには、FFヒーターが装備されています。

正直今回の車中泊では、就寝前から就寝中もシェル内はそこまで寒くなく、FFヒーターを使用しなくても平気かなと思いましたが、初めての冬の車中泊ということで、FFヒーターも試しに使ってみることにしました。

FFヒーターをつけてみると、シェルの中は25度くらいの温かさを保ち、とても心地よかったです。この温かさは、キャンピングカーならではと、とても感動しました。これからの寒い時期に大活躍すること間違いなしだと思います。

今回の車中泊は、日程的に限られた時間しか滞在することができず、遅い時間に到着したこともあって、お風呂と晩ご飯はスーパー銭湯で済ませました。実際に車内に戻るころにはもう寝る時間になってしまい、シェルの中で過ごす時間は就寝時間だけでした。

今回は車内で食事をしたりする時間がなかったので、FFヒーターがなくても十分でしたが、今後、ゆっくりシェル内でくつろげる時間があるときは、このFFヒーターが役に立つと思います。

窓の防寒対策


冬の寒さといえば、窓からの隙間風が原因であることも多いです。

備え付けのカーテンだけでも隙間風を防ぐことはできますが、我が家のトラキャンには、購入した時に、以前のオーナーさんが手作りした窓の隙間風を防ぐ板が付いていました。

窓の隙間風を防ぐ板

この板は、薄いコルクの板に発砲スチロールが挟まってできています。

窓の形に合わせてカットされており、板を窓にはめることができる優れものです。しっかりと窓にフィットし、隙間風も明かりも入らないジャストサイズ。

隙間風対策

今回の車内泊では、この板を窓にはめてから、その上からさらにカーテンを閉めました。

車内の温度を測ってみると、板を付けていない状態では約18度、板を付けてると19度。1~2度の少しの差ですが、風が入らないと就寝中の体感温度は結構違く感じます。

これで窓の隙間風対策はばっちりでしたが、出入口のドアからも隙間風が少し気になったので、今後ドアにもカーテンなどの防寒グッズを取り付けたいと思います。

また、窓を完全に塞ぐことにより、冷気を感じることはありませんでしたが、翌朝窓の結露がひどかったのには驚きました。結露対策も今後の課題として残りました。

湯たんぽ


湯たんぽ

寒い冬の就寝時に欠かせない湯たんぽ。私は自宅でも毎日愛用しています。

こちらも今回の車中泊に家族全員分を持参しました。ギャレーにて大きめのやかんでお湯を沸かし、容器に入れれば湯たんぽの準備完了です。

しかし、主人も子どもたちも、湯たんぽがなくても十分温かったようで、実際に使ったのは私だけでした。

私は暑い位ぬくぬくの状態で眠ることが好きなので、湯たんぽを持って行って正解でした。

寝るときに足先が冷たいとなかなか寝付けないのですが、車中泊だと気軽にお風呂や暖房器具で暖める訳にはいかないので、湯たんぽも念のために準備していくには良いアイテムだと思います。

布団


トラキャン ベッド

布団、シーツに関しては、自宅で使用しているものをそのままシェルに乗せて持っていきました。もこもこの毛布素材の温かいシーツ、羽毛布団、掛け毛布です。

布団の中に入れば、全くと言っていいほど寒さを感じず、自宅で寝る時の寝室とほとんど変わらないといった印象でした。

車中泊用を用意するのもいいですが、使い慣れた寝具の方が落ち着くのではないでしょうか。

シュラフ


初めての冬の車中泊ということで、どのくらい寒いのかがわからなかったため、念のために春夏用のシュラフとキッズ用シュラフを持参しました。キッズ用のシュラフはこの日のために新調。

セルクバッグ

こちらのシュラフは、寝袋としてはもちろんのこと、野外での防寒着や部屋着としても着用でき、動きやすい設計になっています。保温効果・断熱効果も高く防寒対策もばっちり。

夜の野外ご飯で寒い時も、このシュラフを着ればあったかです!

今回はあまり寒くなかったので利用する機会はなかったのですが、これからもっと寒くなる季節になり、気温の低い地域に行くときは大活躍するだろうと思っています。

冬の間はいつでも使えるように、常にシェルに保管しています。

車中泊の寒さ対策まとめ


今回は外気温がそこまで低くならなかったことと、シェルの窓に板をはめ込んで隙間風対策を行ったおかげか、FFヒーターを長時間使わなくても、快適に過ごすことができました。

また、今回わかったのは、車内の温度が20度を超えていれば、自宅で使用している羽毛布団と毛布だけでも十分温かく眠ることができるということ。

これをひとつの目安として、気温が低い日の車中泊には、湯たんぽやシュラフなどのアイテムをプラスしていこうと思います。

皆さんもこの記事を参考に、キャンピングカーの暖房設備や窓やドアからの冷気対策、シュラフなどの防寒グッズを活用することにより、冬ならでは車中泊旅を楽しんでもらえたら嬉しいです。

この経験を踏まえて、我が家も冬の旅を満喫しようと思います!