ポーテブル電源

ポータブル電源「BALDR PIONEER500」をレビュー!




製品仕様(ボディサイズ・スペック)


本体サイズ





















29.0cm
奥行き20.1cm
高さ20.0cm
重量6.1kg

・サイズ感の参考

2Lペッドボトルと比較した図

2Lペッドボトルと比較した図



13インチノートパソコンとの比較

13インチノートパソコンとの比較



数字だけではイマイチイメージできない方のために、2Lペットボトルと13インチノートパソコンを横に並べてみました。

ポータブルと謳うだけあって本体はコンパクトなサイズ。

車に積んでいるときや実際に使っているときも邪魔に感じることはありませんでした。

スペック





















































バッテリータイプリチウムイオン
Battery要領461wh
DC入力12-28V、最大100W
AC出力(2口)100V 50/60Hz 500W(瞬間最大1000W)
シガーソケット(1口)DC 12V/10A
DC出力(2口)12V/10A
USB-3.0出力(3口)5-12V 最大3A 合計最大54W
USB-PD出力(1口)5-20V 最大3A 最大60W
ワイヤレスチャージャー10W
LEDランプ0.5W
懐中電灯1W
使用温度範囲0~40℃

充電に関する仕様は次項で解説していきます。

充電性能


ディスプレイ2

製品の前面にあるディスプレイには、中央にバッテリー残量、右側に現在出力している電力量が表示されます。

DC・USB・ACの3つのボタンがあり、出力したい規格のボタンを押すと、緑色のライトが点灯し、使用できる状態であることを示します。

充電中

充電中はディスプレイ左側に入力されている電力量が表示されます。

コンセント(ACプラグ)


コンセント(ACプラグ)

コンセント(ACプラグ)部分を覆うカバーのみプラスチック製。

可動部はスプリング(バネ)式になっていて、持ち上げていないと勝手にカバーが閉まります。

そのため、片手でコンセントを差し込むにはコツを掴む必要があります。

コンセント

一般的な家庭で使用されているコンセントにもしっかり対応しています。

・使用イメージ

使用イメージ

使用イメージ2

片手でカバーを抑え、もう片方の手でコンセントを差し込むのが良いでしょう。

前述の通り、片手で行うのは難しいと感じました。

USB/DCケーブル/シガーソケット


USB/DCケーブル/シガーソケット

こちらはプラスチックではなく、ラバーキャップで覆われています。



USB3.0ポートが3つと、USB-PDポート、DCケーブル、シガーソケットの差込口がそれぞれ1つずつあります。


ワイヤレス充電(Qi充電)


ワイヤレス充電(Qi充電)

iPhone12で使用することができた



本体の上面にはワイヤレス充電対応のスマートフォンを充電できる機構が備わっています。

編集部のスマートフォンで試してみたところ、しっかり動作しました。

ワイヤレス充電は特別な操作不要で行うことができます。

USBでの同時充電

USBでの同時充電も可能。

スマートフォンの充電に限って言えばUSBポートを埋めることなく、なおかつ省スペースで行うことができます。

充電時間・充電回数(メーカー調べ)






























デバイス消費電力稼働時間
ライト類4W97時間
サーキュレーター10W39時間
小型冷蔵庫60W6時間
32型テレビ60W6時間


































デバイス電力量充電回数
携帯ゲーム機16Wh24回
スマートフォン10Wh39回
ノートパソコン41.4Wh9回
ウェアラブルカメラ5.9Wh66回
ドローン89.2Wh4回

ライトとしても活用できる


電球のマークが描かれているのがライトの電源ボタン

電球のマークが描かれているのがライトの電源ボタン



ポータブル電源としての機能以外にも、LEDライトまたは懐中電灯を点灯させることができます。

各機能は、取っ手のボタンを押すことで切り替えることができます。

LEDライト→懐中電灯→消灯の順で切り替わっていきます。

LEDライト


LEDライト

ボタンを一回押すと取っ手部分のLEDライトが点灯します。

懐中電灯


懐中電灯

もう一度ボタンを押すと左側面の懐中電灯が点灯。

こちらは暗い道を徒歩で移動する際に重宝しそうです。

とはいえ、重量が6キロ以上あるので、長距離の移動はおすすめしません。

実際に使用してみた


アウトドアで使用した様子

実際にアウトドアで使用した様子です。

サーキュレーターやスマートフォンの充電を行いましたが、問題なく使用できました。

夏のシーズンは気温が高いので、屋外でサーキュレーターを使用できるようになると、かなり快適に過ごすことができます。

画像では光源としてランタンを使用していますが、取っ手のLEDライトでも代用できるので、その気になれば荷物を1つ減らすことができます。

ノートパソコンで使用した様子

あまり需要はありませんが、屋内でもノートパソコンやスマートフォンを充電しながら作業することができます。

商品価格・公式サイト


BALDR PIONEER500の価格は50,000円前後。500Wのポータブル電源としては標準的な価格帯です。

公式サイトでの販売はなく、日本ではAmazonや楽天市場で正規販売を行っています。

ただ、Amazonでは49,800円、楽天市場では52,000円という価格設定のため、どちらかというとAmazonで購入するのがおすすめです。

※2021年8月6日配信時の情報です。

BALDR PIONEER500商品ページ(メーカー公式サイト)

 

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ライター:MOBY編集部
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