車中泊便利グッズ!100均商品で簡単にDIYできるアイデア紹介!

【実践してみた】車中泊便利グッズ!100均商品で簡単にDIYできるアイデア紹介!




【車中泊便利グッズ!100均商品でDIY】磁石


100均ショップには便利な磁石類も豊富に揃っている。

特にネオジウム磁石が強力で凄い。

そして、内装がプラスチックで覆われていない部分の多い商用車は磁石を使える箇所が多く、大変重宝している。

ネオジウム磁石付フック


磁石付きフック

ネオジウム磁石付フックの良いところは、車体に穴を開ける必要がなく、位置も自由に変えられ、しかも強力に張り付くことだ。

ご覧の通り私は軽トラのキャビン内でこれを使いまくっているが、トラックの荷台には鳥居というのがあり、それも鉄でできているから荷台側でも使っている。

VANの荷室も鉄板剥き出しの部分が多いので、VANのお部屋または汚部屋でも然りだ。

フック

そして、ネオジウム磁石は強力なので、下の写真のように比較的重いものにも耐えられる(強風が吹くとさすがに落ちる)。

フック

また、停車中なら車外での利用も可能だ。

外に物をぶら下げているのを忘れたまま発車しないように注意が必要だが、アイデア次第で車外でも色々便利に使えるのではと思う。

フック

ボタン型ネオジウム磁石


ボタン型のネオジウム磁石も何かと使える。

私はこれまで主にカーテンを固定するのに使ってきた。

これならカーテンレールをクルマに付ける必要がなく、カーテンレールをつけにくいところにもカーテンを手軽に付けることができる

磁石

そして、普通の磁石ではちょっとした力で外れてしまうようなこともあるが、ネオジウム磁石は強力なのでその心配もなく、小さいので留める側の鉄板の幅が狭くても問題ない。

こうして、そのままでも色々使い道のあるボタン型の磁石だが、ちょっとした工作のパーツとして使うこともできる。

磁石

例えば、軽トラの荷台のアオリをカウンターテーブルのようにして使うことがあるのだが、広げたアオリは凹んでいて平らではないので、板やトレイなどを置いている。

しかし、アオリは屋根に荷物を積み下ろしする際のステップとしても使用する。

軽トラ

土足でテーブルの上に乗りたくはないし、いちいち靴を脱ぐのももっと面倒なので、アオリにテーブル板を固定してしまいたくはない。

だが、板をただ置いただけではずれてしまうこともある。

そのせいでテーブル板が傾いて熱いものが入った食器などを倒したら危険だ。

テーブル板

また、そのテーブル板は普段はここに設置している兼用品なので、余計な出っ張りなどがあると不便だ。

磁石

そこで、テーブル板の裏側の四隅にボタン磁石の大きさに合わせた浅い穴を掘り、そこに磁石を接着剤で固定することを考えた。

これで板がずれて傾いてしまう心配は解消された。

磁石

何をするにも土台が安定しているのは良いことだ。

磁石四つ、100円で色々な作業にも安心して使うことができるようになったのは素晴らしい。

これ以外にも板に磁石を埋め込むアイデアは色々と応用できるのではないかと思う。

その応用が何かの役に立てば幸いだ。

因みにこれが良かったので、次はアオリ全体を覆う大きさのテーブル板を作るのも良いかと思っている。

そうすればアオリの鉄板一枚より、中で就寝する際の保温性が少し高まりそうだからだ。

帯状磁石


帯状磁石

強力なネオジウムではないけど、帯状で裏面に粘着テープのついた磁石もある。

以前別の記事で紹介したと思うが、私はこんな風に使っている。

前回の記事はこちら▷ すだれに、ひと工夫で快適度が段違い!【快適車中泊テクニックVol.1】

簾

簾の上の部分にこういった磁石を貼り付けてあるのだが、これだけで簡単に簾を車体に固定できるようになる

そして、今回はこれを別のことに使おうと考えた。

何に使おうと思ったのかと言えば、ナンバープレート隠しだ。

もちろん違法なことに使おうというのではない。

SNSなどに自分のクルマの写真をアップする人は多いと思うが、その際に一応ナンバーを伏せておきたいと考える人も多いと思う。

簡単に付け外しのできるナンバープレートと同じ大きさのダミーのプレートを上に貼り付けてしまえば、後から写真に手を加えて消す必要がなくなる。

そのダミーのプレートを磁石で貼り付ければ良いと考えたのだが、それは敢無く失敗に終わった。

実は他にも失敗は何度もしているのだが、失敗した際の経済的痛手が小さくて済むのも100均の良いところだ。

それで、今回の失敗が何だったかと言えば、ナンバープレートは非鉄金属だったことだ。

磁石は付かないのだ。

しかし、せっかく良いことを思いついたのだから諦めたくはない。

そこでもう一度ボタン磁石に戻った。

ダミーのプレートの裏側に、ナンバープレートを取り付けているボルトと同じ位置にボタン磁石を取り付けた。

ボルトなら磁石が付くし、ネオジム磁石なら小さなボルトの頭でも結構しっかり付いてくれる。

磁石

今回は試作品だったので、取り敢えず段ボールでダミープレートを作って、磁石はセロテープで貼り付けただけだが、せっかくならプレートは薄いベニアかプラ板などで作って、絵など描いてしまうのも良いと思う。

ナンバープレート隠し

車中泊に直接関わる使用法ではないが、SNSに写真をアップする際にナンバープレートが気になる人は、簡単なので是非活用していただきたい。

しかし、くれぐれも発車前に外すことを忘れないように。

【車中泊便利グッズ!100均商品でDIY】蛍光シール


空調機

今時の乗用車ではこういったレバー類はあまり見かけないかもしれないが、割と最近の2020年製でも、ハイゼットトラックこういった手動のレバーで空調を調整するようになっている。

たまにレンタカーとかに乗ると空調をどうやって操作したら良いのかわからず困ってしまう私にとっては、この方が使いやすいので都合が良い。

しかし、少々不便に感じていたことがある。

暗くなるとレバーのツマミが見えなくなり、操作がしづらくなってしまうことだ。

なので、蛍光の蓄光テープをツマミに貼りたいと発想したところまでは良かったのだが、なかなか適当なものが見つからず、半ば忘れかけていた。

しかし、ある日ダイソーの文房具用品コーナー辺りでサイズ感もちょうど良さそうなこれを偶然発見した。

蛍光シール

細かい商品が多く商品の入れ替わりも多い100均ショップ。

こうした思わぬ発見は多い。やはり頻繁にパトロールすることと、売り場を隈なく見て回ることが大切なようだ。

蛍光シール

このテープを貼った後の様子はご覧の通り。

運転に邪魔になるほどの光ではないが、これでレバーのツマミがどこにあるのか分かりやすくなり、重宝している。

この他にも色々使い道は考えられるので、快適な車中泊ライフのために活用していただきたい。

【車中泊便利グッズ!100均商品でDIY】ハンドルテーブル


ハンドルテーブル

これはクルマのハンドル(ステアリングホイール)に引っ掛けて使う小さな簡易テーブルだ。

似たような物がカー用品店や通販サイトでも売られているので、類似品を見かける機会も多いと思う。

しかし、なんとこれもダイソーでは100円(税別)

しかもmade in japanだ。

100円なので正直言って見た目も質感もチープではある。

しかし、スマホを立てかけたときに倒れないようにするための爪のようなものまで付いているなどの工夫もある。

ハンドルテーブル

そして、実際にハンドルに引っ掛けてみたところ、バモスではまあ普通に使えそうだった。

少々グラグラするのであまり重い物は置けないが、パンやおにぎりなどを置く程度なら十分実用性はあると思う。

しかし、キャラバンの場合はバモスよりハンドルが寝ているせいでテーブルがかなり傾いてしまい、そのままでは使い物になる感じではなかった。

ハイゼットはハンドルにカバーを被せているため、全く装着することができなかった。

このように合わないハンドルも少なくないようだ。100円なら諦めもつくが、もっと高いものを購入する場合は注意した方が良いと思う。

しかし、私の場合は実はこれはそのまま使おうと思って買ってきた訳ではない。

ちょっと失礼というか申し訳ないような気もするのだが、これを型に使って木の板でハンドルテーブルを作ってしまおうと思って買ってきたのだった。

木で自作すれば削るなどして調整することができるから、自分のクルマのハンドルにピッタリはまる物を作ることができる。

ならば0から自作すれば良いのではと思われるかもしれないが、0から始めるとサイズの見当をつけにくいし、電動のジグソーを使うとしても、それ以前の問題として曲線の罫書きは難しい。

ベースになる型があれば、それを元に描く線を調整すれば良いので、罫書きがずっと楽になるということだ。

しかし、実はまだ作業に取り掛かっていない。

出来上がった暁にはまたご報告したいと思うのだが、差し当たり製品をそのまま使うのでもなく、パーツとしてでもない使い方があるという一例として紹介してみた。

【車中泊便利グッズ!100均商品でDIY】100均パトロールはやめられない


以前は本屋さんとホームセンターが定期パトロールをする場所だったが、インターネットが普及してからは次第に本屋さんを覗く回数は減り、実店舗より雲の上にある南米の密林や市場などを散策することの方が多くなってしまった。

そして最近実世界で散策する機会が多いのは、本屋さんやホームセンターより専ら100均ショップだ。

これが良いことなのかそうでないのかはわからないが、100均ショップは安いことが魅力なだけでなく、思わぬ発見があったり、感心してしまったりすることも多々あり、想像力を刺激されるのも事実だ。

この先世の中はまだまだ変化して行くと思うが、当分100均ショップパトロールに飽きてしまうことはなさそうだ。