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キャンピングカーの洗車にはコレ?!FRP素材に特化したシャンプー剤&コーティング剤『リピカ』を検証!




実証実験!1年間洗ってないトレーラー洗車&コーティング


洗車前キャンピングトレーラー

さて、本当のコスパは使ってみないとわかりません。

ということで、お待たせいたしました、実証実験の模様をお伝えしたいと思います。

今回、リピカの「キャンカーケミカル パーフェクトセット」で洗車とコーティングするのは、Hobby 495UL Excellent。

新車で購入してまだ1年半と新しめの1台。なのですが、最後に洗車したのは「はっきり覚えていないがたぶん1年以上前」とのことなので、実験台としては申し分のない強敵と言えるでしょう。

実際に見てみると、全体的に砂埃をかぶったようになっていて薄汚れた感じ。

青空駐車だから仕方ないとはいえ、フロントは全面が薄茶けて見えて、バーコード汚れも目立ちます。

頑固な汚れのトレーラー

リアは、ルーフに溜まった汚れが流れ落ちやすいからか特に重症。

ルーフから側面へのアーチ部分はバーコード汚れがひどく、パネルの切り替わる雨どいの部分は汚れが溜まりに溜まっている状態。

トレーラーサイドの汚れ

サイドは、屋根の両端が盛り上がり屋根からの汚れは伝わりにくい形状のためリアほどひどい汚れはないようですが、オーニングから伝ったバーコード汚れがしっかりと確認できます。

今回は以下のような内容で検証してみました。

1.汚れのひどかったフロント・リアを洗車 …キャンカーシャンプーの洗浄力を検証
2.リアの右側のみコーティング …コーティングの使用感、コーティング後の艶感などを確認
<2週間放置>
3.状態確認 …汚れはどれだけついていないか?コーティング剤の威力を検証
4.水のみで汚れを擦る …コーティングしていない部分とコーティングした部分で汚れの落ちやすさの違いを検証
5.洗車場で車体全体を洗車&コーティング …洗車場の泡洗剤とキャンカーシャンプー比較。また車体全体を洗車&コーティングした使用感と仕上がりを確認

キャンカーシャンプーで洗ってみる


では早速洗車していきましょう。

キャンカーシャンプーの使用手順は、以下となります。

1.ボディの傷の原因になる、砂・ホコリを水をかけて洗い流す
2.汚れの部分に希釈したシャンプーを直接スプレー
3.スポンジで擦り、汚れを落とす
4.水で洗い流し、クロスで拭き上げて終了

キャンピングカーシャンプーを容器に入れる

キャンカーシャンプーは汚れの状態に合わせて適度に希釈して使います。

リピカの代表・月橋さんによると「キャンカーシャンプーは、ボディ表面のザラザラ感などがあれば原液に近いものを。新しい車体など状態が良ければ10倍でお使いください」とのことでした。

表面のザラザラ感はあまりありませんでしたが、全体的に汚れている印象が強かったので今回は3倍くらいに薄めて使いました。

車体にシャンプーをスプレーしていく

直接スプレーして、スポンジで擦り、汚れを落としてみました。

洗車したスタッフ曰く「特に力を入れなくても、汚れが浮いてスルスル落ちるような感覚」

みるみる汚れが落ちていくので、洗車が楽しく感じたとのこと。

きれいになったトレーラー

トレーラー自体は納車から1年半程度でまだ新しいので、キャンカーシャンプーで汚れを取るだけで新車のような白さに戻りました。

結果として、染み付いたようなバーコード汚れが一部残ったものの、基本的に汚れはしっかり落とせました。

シャンプー後の車体前後

残ったバーコード汚れには水あか取りクリーナーを使用


キャンカーシャンプーだけでかなりきれいなったものの、落ちていないバーコード汚れが部分的に残っていました。

スポンジに洗剤をつける

そこで登場するのが、「リピカ」のセットに含まれている水あか取りクリーナー。

キャンカーシャンプーで洗車した後に使いました。

スポンジにクリーナー付けて、黄ばみや水あかの部分を擦っていきます。

トレーラーに塗りつけていく

水あか取り作業中



落ち切っていない薄めのバーコード汚れは軽く擦るだけで落ちました。

ただ、リアの雨どいは汚れがひどくてかなりゴシゴシ擦らないと落ちなかったです。

水垢取り作業後

染み付いたようなバーコード汚れには骨が折れましたが、ご覧の通りきれいに落とすことができました。

水垢取りの前後

真打ちキャンカーコートを投入


シャンプーで洗車、残った汚れを水あか取りクリーナーで除去したところで、いよいよキャンカーコートを使います。

使い方は簡単で、ボディに直接スプレーしながらマイクロファイバークロスで拭き上げるだけ。

洗車後、最後には拭き上げ作業すると思いますが、キャンカーコートをスプレーしながら、拭き上げるだけでコーティングできちゃうわけです。

洗車中

作業中のスタッフの姿がボディに反射してしっかり映り込んでいる



コーティング作業のポイントとしては、スプレーしたら早めに拭き取ること。

あまり一度に広い面積にスプレーすると液剤が乾いてしまうので、部分ずつ行った方が良いそうです。

キャンカーコートの液体は、天候にもよると思いますがすぐに乾いてしまうこともなく、サラサラでよく伸びるため、大きなキャンピングカーのボディでもストレスなくコーティングできました。

塗った後、特にムラになっている様子はありませんでした。

仕上がりは?


今回の実証実験に使ったキャンピングトレーラー・Hobby 495UL Excellentは、元々ボディがマットな質感で、「コーティング後に艶が増したか」という点は正直判断しづらいところ。

ただ、コーティング施工中の写真を見ると作業中のスタッフの姿がボディに反射してしっかり映り込んでいるのでツルツルでピカピカになっているということなのかもしれません。

コーティング前後の撥水性の違い

水のつたい方の違いに注目



水をかけてコーティング前とコーティング後を比べてみました。

写真では少し分かりにくいのですが、水のつたい方を見比べると、コーティング前は水滴がべちょっとくっついた状態でつたっているのに対して、コーティング後は水滴が玉のようになってつたっています。

しっかり撥水しているのが確認できました。

ちなみにリピカ公式サイトによると、コーティング前と後を光沢計「グロスチェッカー」で測って比べたところ、キャンカーコート前 は51~54、キャンカーコート後 87~88となり、輝きが戻ったという結果が出ています。

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