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北海道キャンピングカーフェスティバル2020に行ってきた!チェックしておきたい注目車種をご紹介!

北海道キャンピングカーフェスティバル2020に行ってきた!チェックしておきたい注目車種をご紹介!



今回は札幌市で開催された北海道キャンピングカーフェスティバルに行ってきましたので、会場の様子や筆者が気になったキャンピングカーをご紹介いたします!

北海道キャンピングカーフェスティバル2020とは?


北海道キャンピングカーフェスティバル フライヤー

出典:北海道キャンピングカーフェスティバル



「北海道キャンピングカーフェスティバル2020」とは4月4日~5日まで札幌で開催されていたキャンピングカー展示のイベントで、新型キャンピングカーなど、約70台が一挙に集います。

前年の来場者数は約13,000人と、北海道では最大級のキャンピングカーイベントです!

会場の様子


北海道キャンピングカーフェスティバル 会場の様子

こちらが会場の様子です。

コロナウィルスの影響もあり、人はまばら…少し寂しい印象を受けました。

会場には手を消毒するアルコールが置かれており、数十分おきに会場内の換気と車内の消毒が行われていました。

会場内のスタッフやお客さんも皆マスク姿で、筆者も他人との接触をなるべく避けながらキャンピングカーを見て回りました。

筆者が気になったキャンピングカーまとめ!


それでは会場内で筆者が特に気になったキャンピングカーをいくつかご紹介いたします。

キャンピングカーの購入を考えている方や、内装の構造を知りたい方はぜひ参考にしてください。

ホワイトハウス「N-VAN COMPO(コンポ)」


HONDA N-VAN 外装

まず初めにご紹介するのがホワイトハウスの「N-VAN COMPO(コンポ)」。HONDA N-VANのカスタムカーです。

小さくても十分な荷物を載せることのできる空間効率の高さや、価格の安さ、実用性の高さから非常に人気のある軽バンのキャンピングカー仕様車です。

キャンピングカーに興味はあるけど高くてなかなか手が出せない…

そんな方でも、キャンピングカーのような快適な車内で車中泊を楽しむことができるようなモデルとなっています。

サイドからの様子はご覧の通りです。

HONDA N-VAN 外観サイド

サイドテントを取り付けて、ドアを全開にすれば、大自然を味わうことのできるテラス席に早変わり。

ベッドは前の座席を倒すことでフルフラットにすることができ、大人二人が並んでまっすぐ足を伸ばして寝ることのできるセミダブルサイズとなります。

また、ベッド下には空間があり、荷物もしっかりと積むことができます。

HONDA N-VAN ベッド展開

そして、車中泊の際にあるとやっぱり便利なのが水回り。

このモデルにはシンクが搭載されており、料理の後の洗い物や、就寝前の歯磨きなども行うことができます。

HONDA N-VAN シンク

空間上部にはサブバッテリーの電力を利用して動く電子レンジがオプションでつけられ、簡単な料理も楽しむことができます。

HONDA N-VAN 電子レンジ

このように、軽バンと言えども、大型のキャンピングカーにも劣らない高い利便性を誇っています。

ポップアップルーフやFFヒーターもオプションで追加搭載が可能。自分の用途に合わせたキャンピングカーにカスタマイズすることができます。

車中泊をしながら気軽に旅行やアウトドアも楽しみたい!そんな方には非常におすすめのモデルだと感じました。

限られた空間を非常に上手に利用しているため、キャンピングカーを自作したい方にとっても参考となる内装となっています。

ナッツRV「BORDER BANKS(ボーダーバンクス) TYPE T」


次にご紹介するのがナッツRVのバスコン「BORDER BANKS(ボーダーバンクス) TYPE T」です。

ナッツRV「 BORDER BANKS(ボーダーバンクス) TYPE T 外装

まるでプレミアムクラスのホテルにいるかのような錯覚に陥るほどラグジュアリーな内装となっています。

設備や機能性が最高峰なのはもちろんのこと、このモデルの素晴らしいところは間接照明の使い方が非常に上手な点です。

ベッドルームはツインベッドとなっており、天井の照明が素敵な雰囲気を演出しています。

ナッツRV「 BORDER BANKS(ボーダーバンクス) TYPE T ベッドルーム

エアコンが搭載されており、暑い夏でも快適に睡眠をとることができるのも嬉しいところ。

ベッドルームへ続く階段にも照明が搭載されており、雰囲気の演出だけでなく、優しく足元を照らしてくれるため、夜間の移動も安全に行うことができます。

ナッツRV「 BORDER BANKS(ボーダーバンクス) TYPE T 階段照明

ダイニングスペースも広々としており、シンクや冷蔵庫、電子レンジもなどの生活に必要な設備は全て搭載されています。

またシーズン問わず車中泊を楽しみたい方には必要不可欠な、家庭用エアコン、FFヒーターも標準装備!

ナッツRV「 BORDER BANKS(ボーダーバンクス) TYPE T ダイニング

マルチルームはトイレ、シャワー、クローゼットの中からお好みのものを選択することができます。

ナッツRV「 BORDER BANKS(ボーダーバンクス) TYPE T マルチルーム

とにかく、全てが最高峰のレベルで、家庭よりも便利なのでは?と感じてしまうほどのクオリティでした。

この展示車の価格は約1千600万円と、お値段も最高峰ですが、いつかはこんなキャンピングカーで優雅な旅をしたいと思わせてくれるモデルとなっています。

間接照明の使い方が非常に参考になるため、自身のキャンピングカーに取り入れて空間を演出するのも良いかもしれませんね。

アルペジオ「Dolce(ドルチェ)」


会場内で一際注目を集めていたのが、アルペジオが製作するバンコン「Dolce(ドルチェ)」です。

アルペジオ Dolce(ドルチェ) 外装

一見普通のバンコンにしか見えませんが…

アルペジオ Dolce(ドルチェ) 内装

内装はなんと和室仕様となっています!

車内に一歩踏み入れると和の空間が広がり、車の中にいることを忘れてしまいそうです。

また、見た目だけでなく、畳特有の爽快感や安らぎを感じるこもできます。

窓枠や収納棚など細かなところまで和風に作り込まれ、日本人ならどこかほっとしてしまうような空間が演出されています。

あまりの居心地の良さにワンチャンも爆睡していました。笑

犬のぬいぐるみ

暖かい日差しの中、畳の上に布団を引いてお昼寝をしたら気持ちようさそうだなぁと妄想が膨らみます。

キャンピングカーの内装といえば、洋風でオシャレに、そんな固定概念を覆してくれる、遊び心溢れるキャンピングカーでした。

人とは一味違う、注目を集めたい方にはおすすめのキャンピングカーです、

ナッツRV「CRESSON Journey EVOLITE(クレソンジャーニーエボライト) TYPE X」


次にご紹介するのがナッツRVの「CRESSON Journey EVOLITE(クレソンジャーニーエボライト) TYPE X」です。

ナッツRV CRESSON Journey EVOLITE(クレソンジャーニーエボライト) TYPE X 外装

こちらは、ナッツRVのロングセラー「クレソンボヤージュ」の後継車として、紹介されていました。

クレソンボヤージュとの大きな違いは、高断熱パネルが新たに搭載されたとのことです。高断熱のコンポジットパネルを搭載することで、圧倒的な断熱性を生み出し、さらに快適性が上がっています。

内装は無駄の無い、機能美溢れる空間となっています。

ナッツRV CRESSON Journey EVOLITE(クレソンジャーニーエボライト) TYPE X 内装

マルチルームを思い切って無くした分、車内は開放的な空間になっています。

ギャレーも電子レンジ、90L冷蔵庫が標準装備され、使い勝手が良さそうです。

ちなみに、なんと家庭用エアコンも標準装備です。

ナッツRV CRESSON Journey EVOLITE(クレソンジャーニーエボライト) TYPE X ベッド

リアにはダブルベッドが常設されており、非常に広々とした空間で睡眠をとることができます。小さなお子様連れの家族でも、皆で川の字で寝られる広さです。

バンクベッドやダイネットをベッド展開したフロアベッドを合わせれば、6名まで就寝可能です。

ファミリーで使用するのにもぴったりのキャブコンですね。

HYMER「Touring Triton 420」


最後にご紹介するのはHYMERのキャンピングトレーラー「Touring Triton 420GT」です。

HYMER  Touring Triton 420 外装

近未来的な外装でありながら、どこか懐かしさも感じるようなデザインが目を引きます。

初期のワーゲンバスを思わせるような2枚のフロントウインドがデザインをさらに魅力的なものにしています。

HYMER  Touring Triton 420 ウインドウ

キャンピングトレーラーの無骨なデザインが苦手な方にもおすすめのモデルです。

内装も可愛らしく、レトロモダンな雰囲気に満ちています。

HYMER  Touring Triton 420 内装

海を眺めながらの車中泊が似合うキャンピングトレーラーです。

ポップアップルーフもついており、車内は直立しても余裕があるほどの高さ!窮屈さを感じさせません。

HYMER  Touring Triton 420 ポップアップルーフ

キャンピングトレーラーはキャブコンと同程度の広さがありながらも、価格が安く、取り外しが可能というメリットがあるため個人的には非常に注目しているキャンピングカーのスタイルです。

自身のスタイルに合わせたキャンピングカーを選びましょう!


今回は「北海道キャンピングカーフェスティバル2020」の様子と、筆者が気になったキャンピングカーをご紹介いたしました。

全てのキャンピングカーをご紹介することはできませんでしたが、たくさんの魅力的なキャンピングカーが揃っており、ワクワクが止まらない展示会となっていました。

キャンピングカーの購入を考えている方はもちろんのこと、既にキャンピングカーをお持ちの方でも、内装の作り方や演出方法など、参考になることが多いと思います。

今年参加できなかった方も、来年はぜひ足を運んでみてください!