「RVパークはこだて緑園通(りょくえんどおり)」に行ってみた!

「RVパークはこだて緑園通(りょくえんどおり)」に行ってみた!



函館市街中央付近にある「RVパークはこだて緑園通」は、函館観光をするのにバッチリな場所にあります。

朝市、湯の川温泉、五稜郭、フェリー乗り場など、どこへ行くにもとても便利!北海道のクルマ旅がより充実したものになること間違いなしです。

今回は、そんな「RVパークはこだて緑園通」の便利な設備や周辺のおすすめスポットをご紹介します。

RVパークはこだて緑園通(りょくえんどおり)



RVパークはこだて緑園通 ホテル

2019年10月13日にオープンした「RVパークはこだて緑園通」は、ビジネスホテルや賃貸マンションの駐車場の一部がRVパークとして開放されています。

真後ろにはビジネスホテルがあり、周辺は住宅地ですので、利用する際は迷惑にならないよう騒音には十分気を付けましょう。

目の前にはコンビニエンスやコインランドリーがあり、長期でも不便なく滞在できそうです。また近くには「緑園通」「川原緑道」と呼ばれる全長3kmほどの散策路があり、サイクリングやペットの散歩にもおすすめです。

基本情報




  • 利用料1泊1台2000円

  • 電源は追加500円(発電機NG)

  • ペット連れOK

  • 館内にあるトイレ(男女共同)が24時間利用可

  • ゴミ袋100円

  • ダンプステーションあり

  • 年中無休

  • フルコン以外OK

  • 無料wi-fi(スマホは車内からは繋がりにくい)




ホテル緑園通
住所:北海道函館市本通3丁目15-11
電話番号:0138-35-7000
ホテル緑園通 公式サイト:http://www.hotelryokuendori.com/
RVパーク 公式サイト:https://rv-park.jp/park/178



「RVパークはこだて緑園通」のここが便利!


RVパークはこだて緑園通 地図

なにより函館市街へのアクセスがよく、年中無休で冬季も利用できるのは本当に便利です!

函館の有名な車中泊スポットといえば「道の駅 なとわ・えさん」がありますが、連休中の駐車場はキャンピングカーで大変混雑しており、将来的に車中泊禁止になってしまうのでは?と心配するほどでした。また函館市街中央まで実はわりと距離があるんですよね。

一方、「RVパークはこだて緑園通」は人気観光スポットへのアクセスが良く、フェリー乗り場からも近いので、函館観光をするのにちょうど良いんです。また、周辺は基本的に閑静な住宅街ですが、目の前にコンビニがあったり、徒歩圏内にスーパーや薬局、100円回転寿司の「はま寿司」などがあるので、食事の買い出しなどで困ることもありません。

我が家はペットと一緒に旅行をしているので、以前北海道に訪れた際は函館市内にある車中泊を了承している有料駐車場で仮眠をとっていましたが、「RVパークはこだて緑園通」ができたことによりキャンピングカーでの車旅がとても楽になりました。

RVパーク内の設備を紹介



RVパークはこだて緑園通 駐車場

RVパーク利用には予約が必要になりますが、予約する際にどこに駐車したいか希望を聞かれます。こちらのRVパークでは、駐車番号3番以降にグレーチング(格子状の溝蓋)があるので、小さいワンちゃんがいる場合はできれば1番か2番を希望するのがおすすめ。

こちらのRVパークは基本的に一般的な駐車場と同じですので、サイドオーニングなどを出せるようなスペースはありません。トイレは男女共同のものが1カ所のみ、ホテルの入り口を入ってすぐ左側にあります。

水道は専用ヒーターで水道管を温められているので、真冬でも利用できました。ただ、シンクが凍ってしまうこともあるため、利用は水を汲む程度にし、食器洗いなどはなるべく避けたほうがいいかもしれません。

また、敷地内は真冬でも除雪されていますが、朝方は地面がツルツルになっていることもあるのでご注意くださいね。

RVパークはこだて緑園通 炊事場

ダンプステーションがあるので便利!


RVパークはこだて緑園通 ダンプステーション

我が家にとって必要不可欠である車内トイレ。いまだ全国的に少ないダンプステーションがあるのは非常に便利です。特に北海道の冬場はキャンプ場やRVパークが閉鎖していて、排泄物の処理に困ることがあるので、オールシーズン利用できるというのは非常にありがたいです。

どの様に利用するのか手順を説明いたします。

ダンプステーション(汚水排水口)の使い方



汚水排水口

汚水排水口は水場の足元のところにあります。周りがアイスバーンで固まっている時や積雪がある場合は事前にスタッフの方に伝えるとお湯をかけて除雪してくれます。

排水口の蓋はマイナスドライバーなどで窪みにひっかける様にして開けます。

汚水捨てる

排水口を開けたら、あとはポータブルトイレやカセットトイレの汚水タンクから汚水を流して捨てるだけ!とても簡単です。

この時、汚水タンクが空気抜きのスイッチがあるタイプなら、必ず空気を抜く様にして捨てましょう。ドメスティックタイプならあると思いますので確認してみてください。

また、排水溝周辺には外灯がないので、なるべく明るいうちに処理をしておきましょう。

徒歩圏内のおすすめスポット



徒歩2分にある「にしき温泉」



にしき温泉

「にしき温泉」は、RVパークから徒歩2分のところにあります。函館市内では1番早くから開店しており、閉店は23時と遅くまで営業しています。時間を気にせずに利用できるのでおすすめです。

利用料は大人一人430円ですが、RVパーク利用者は30円引きの400円で入浴券を購入できます。

函館の温泉は源泉かけ流しが多く熱い湯がほとんどですが、にしき温泉には『コラーゲンの湯』など比較的温度の低い湯もありますので、熱さが苦手な方はそちらを選んで入るのがいいでしょう。

私は頑張って熱い方の湯で5分間粘ってみましたが、外に出てもしばらくポカポカして寒さを感じないほどでした。我慢したかいがありました(笑)

ちなみにドライヤーは1分10円で使用できます髪の長い方や家族連れの方は10円玉が何枚も必要になると思うので少し大変かもしれません。我が家は車内で使えるドライヤーがあるので、浴場で簡単に乾かし、最後は車内で乾かしました。


にしき温泉
住所:北海道函館市深堀町13-2
営業時間:平日5:00~9:00・12:00~23:00、土日祝5:00~23:00
定休日:水曜日
HP:https://itp.ne.jp/info/018220659065630250/



有名函館ラーメン「函館麺や 一文字」


函館麺や 一文字

函館といえば、塩ラーメン!RVパークから徒歩3分ほどにある「函館麺や 一文字」は、北海道函館の名店として有名なラーメン店です。エースコックから「全国ご当地の有名店シリーズ」でインスタントラーメンとしても発売されているので、見た事がある方もいるかもしれませんね。

キャンピングカーでは、なかなか駐車場の問題で行列店に行けない事もあるので、歩いていけるのは嬉しいです。

ということで私たちも早速行ってみたのですが、お店の文句通り『今までの塩ラーメンとは一線を期するラーメン』でした!スープのベースに丸鶏と南茅部産の昆布をふんだんに使っているらしく、うま味が凝縮されたスープが

中太のちぢれ麺とあい最高に美味しかったです。

塩ラーメンの他にも地鶏海老わんたん麺、味噌ラーメン、醤油ラーメンなどがあり、どれもお店のこだわりが詰まった逸品です。


函館麺や 一文字(花園店)
住所:北海道函館市花園町23-1
営業時間:11:00〜21:00
定休日:水曜日
HP:http://www.ichi-monji.com/2018/



飲み屋街


飲み屋街

RVパークから10分ほど歩くと、立ち飲み屋などの居酒屋が並ぶ飲み屋街があります。徒歩圏内なので気兼ねなく飲みに行けるのはお酒好きにはたまらないですね。

私達が行った時は年末年始だったので残念ながら数件ほどしか営業していませんでしたが、次回訪れる時にはお気に入りの店を探そうと今から楽しみにしています。

まとめ



「RVパークはこだて緑園通」は、函館中心部へのアクセスが良いだけでなく、コンビニや温泉などの周辺環境も整っていて非常に宿泊しやすい施設でした。

また、近くに公園や遊歩道があるので、ペット連れの方は朝の散歩がしやすいというのも嬉しいポイントです。

「RVパークはこだて緑園通」はオープンしたばかりなので、今後のサービスの進化にも期待できますね。北海道ではまだ冬季に営業しているRVパークは少ないので、これからもかなり重宝するスポットになりそうです。