ペットとのキャンピングカー旅にはマックスファン!吸気・排気の上手な使い分けも紹介します!

DIY・パーツ

ペットと旅行するならキャンピングカー

キャンピングカーを購入する動機として多いのが「ペットのため」という理由ですね。ペットを飼っていると入念に準備をしないとなかなか旅行にはいけないものです。

ペットホテルは事前の予約が必要だったり、そもそも家族であるワンちゃんネコちゃんを預けるのも気が引ける……という方も多いのではないでしょうか。

預けた後、後ろから愛犬の「ク~ン…ク~ン…」なんて聞こえてくると、後ろ髪引かれて観光どころではありませんでした。そんなときに、キャンピングカーがあれば時間に縛られず、ペットと一緒に旅行を楽しめるというわけですね。

ただ往々にしてペットというのは「暑がり」な生き物です。暑い時期の車の中の温度は人間でも苦しいのに、ペットたちにとってはもっと苦しいです。

キャンピングカーにペットを残して道の駅でご飯を食べたり、温泉に入りに行ったりというシチュエーションはキャンピングカー旅行していれば必ず出てくるシチュエーションです。

今回はそんな気温の上がりやすいキャンピングカーの車内を少しでも快適にしてくれる装備の一つベンチレーターについてお話しいたします。

必須アイテム「マックスファン」

換気扇多くのビルダー(キャンピングカーの製造メーカー)で採用されている換気扇、それは「マックスファン」という装備です。

マックスファンとは換気扇の商品の名称ですが、日本のキャンピングカーの換気扇=マックスファンといっても良いほどに現在のキャンピングカーに普及している換気扇です。換気扇の取り付けやレビューについてはこちらの記事でも触れていますので、気になる方はぜひご覧ください。

マックスファンは吸気と排気をファンの右回転と左回転でコントロールし、さらに風量調整もプラスマイナスのボタンで可能という、非常に優れた換気扇です。

マックスファンの動力源はサブバッテリーから供給される12Ⅴを電力とします。風量の一番低い状態の静音性は大変優れており、就寝時も全く気になりません。

さらにマックスファンは雨の降る日も使用が可能です。それまでの換気扇は雨の日に開くと、雨がそのまま侵入してくる設計でしたが、マックスファンは原則雨の日でも使用可能なモデルになっています。

【開放時】

【閉鎖時】

吸気・排気の使い分け

マックスファンには吸気と排気の両方の機能が付いていますが、どのように使い分けるのが正しいのでしょうか?ここではキャンピングカーにおいて、換気扇の吸気排気はどういう風に使い分するのが良いか説明していきます。

まず、おすすすめしたいのが、マックスファンの他に外気の取り込みができる窓を用意することです。バンコンであれば既存の窓をアミを装着して網戸するという方法があります。こうすることによって吸気、排気に関わらず、マックスファンの換気能力は格段にアップします。

キャブコンであればほとんどの車両がアクリルタイプの窓が装着されているので、そこを開けることで通気を確保できることになります。この状態で、吸気をすると換気扇から車内へ風が通り抜け、逆に排気にすると窓から風が入ってきます。

吸気にしておくとマックスファンの直下は扇風機が常にあたっているような状態になるので、暑がりなペットと車旅をするときに安心できます。

また、夏の暑い日であっても、夜はマックスファンを動かしていると外気温と同程度に車内気温を下げることが可能なため、快適に車内で過ごすことを可能にする優れた装備です。

さらに夏場にショッピングから車に戻ると熱気が車にこもって信じられないぐらい暑いという経験はみなさんもあると思いますが、マックスファンを排気にしてエンジンをかけクーラーをつけると、車内の熱気はマックスファンから一気に排出され、車内の冷えるスピードは格段にアップします。

ただし、車内で料理をするためにマックスファンを取り付けるというのはおすすめできません。キャンピングカーの車内で調理を行うと、換気能力がどれだけ優れていても、シートやベッドなど布地の多いキャンピングカーには臭いがどうしても染み付いてしまします。

マックスファンのデメリット

マックスファンは換気もできて、扇風機の代わりにもなり、ペットの為にもなる、それであれば「問答無用で設置した方がいい!」と思われる方も多いと思います。しかし、いかに優れたモノでもメリット、デメリットはありますから、ここからはマックスファンのデメリットについてもお話ししていきましょう。

マックスファンの最大のデメリットはメンテナンスフリーではないということです。マックスファンに限ったことではありませんが、車体をカットするという作業を伴うキャブコン、また装備で言えばソーラーパネルやテレビアンテナ、マックスファンなどボディに穴をあける装備は、雨漏れ防止のためにシリコンで出来たコーキング剤でボディのカット面やビス穴を施工します。

このコーキング剤というのはゴム製のもので、日光や雨、砂などで時間とともに経年劣化をしてしまうものです。コーキング剤は劣化するとひび割れを起こし、水分を失います。

キャンピングカーを普段停めておく車庫の状況や、海が近いかどうか、排気ガスの多い環境かなど、キャンピングカーの周辺環境により、その劣化の速度は異なりますが、コーキング自体の寿命目安はおよそ3年と言われています。

このコーキングの劣化を放置してしまうと雨漏れを起こし、最悪の場合キャンピングカーの家具に雨水がしみ込んで腐ってしまったり、車内でカビを生んで嫌な臭いの元になってしまったりするわけですね。

「メンテナンスがめんどくさそうだな……。」と思ってしまうかもしれませんが、キャンピングカーの専門店であればコーキングの打ち直しのメンテナンスはほとんどのお店で受け付けることができると思います。(有料)

マックスファンは高機能ですので、ぜひともキャンピングカーには取り付けしたい装備だとは思いますが、「メンテナンスフリーではない」という点には十分注意をしましょう。