バンライフ DIY

始めようバンライフ!バンのDIYに必要な道具とは?



5年前からバンを改造したキャンピングカーで、撮影の仕事をしながら週末バンライフを楽しんでいる我が家。

夫は車のDIYが大好きで、車内のレイアウトを替えたり、少しずつマイナーチェンジを繰り返しています。

バンライフのDIYは終わりがなく、正解もありません。その時々の旅のスタイルによって自由にできるのが魅力です。

「バンライフを始めたいけど、どんな道具が必要なの?」

そんな方に向けて、今回は我が家のバンの中身やDIY道具をご紹介していきます。

バンライフ仕様の車内は自由自在


バン 車内

自分にあった車内のレイアウトを考えるのも、バンライフの楽しみのひとつ。

家族構成やその時々の旅のスタイルに合わせて変化しながら、今は上の写真のように落ち着いています。

バンの後方にベッド、ベッドの下に荷物収納スペース、車の中ほどにキッチンとくつろぐための椅子という配置。これは多くのバンライファーが取り入れているスタイルです。

詳しい内装は以前の記事「車中泊仕様にDIYした我が家のメルセデス「トランスポーター」を紹介!」を見ていただければと思います。



バン 車内2

以前は写真のようにベッドを低くし、窓際に棚を設置。窓際にテレビ、その頭上に細長い収納スペースを作っていました。

ベッドが低いことで広く感じる一方、荷物を収納するスペースに困りました。撮影機材やアウトドア道具など、荷物を残りのスペースに置くと、足の踏み場もなくなるありさま。

狭い車中では、荷物がどのくらいの量あるのか、どこに収納するのか、がとても大切です。レイアウトを決める際には、それらのことも考慮してみて下さいね。

バンのDIYに必要な道具とは?


バンの内装をDIYするのに、バンだからといって特別な道具は必要ありません。

必要なのは一般的なDIYと同じで、最低限「切る道具」「固定する道具」があればできます。あとは必要に応じて加えていけば良いのです。

初めてのバンDIYでいきなり沢山の道具を揃えても使いこなすのが難しく、慣れない道具は怪我の元にもなるので自分の力量に合わせて少しずつ使いこなしていきましょう。

バンライフにおすすめのDIY道具1.のこぎり


のこぎり

まず「切る道具」といえば、ノコギリ。

木材や金属を切る時に使うノコギリはDIYで一番基本の道具です。新しく購入する際は、持ちやすく自分の手になじみやすいものが便利。うちでは主に木材を直線にカットする際に使用しています。

木材の長さが分かれば、ホームセンターであらかじめカットしてもらうのも手軽でおすすめです。

「手動よりも電動が良い!」という方は「丸ノコ」という選択肢も。ただ使い方を誤れば大怪我になる道具なので、使う場合は慎重に!

バンライフにおすすめのDIY道具2.ジグソー


ジグソー

ちょっとしたDIYにも活躍するのが、細い幅の刃がついた「ジグソー」です。切りながら自由に方向を変えられ、直線だけでなく曲線でもカットできます。

刃が細いため分厚い木材には向きませんが、バンライフする車内で使う分には、丸ノコまで用意しなくても、ジグソーで十分です。

ジグソー2

これくらいの厚さの板ならジグソーでカットできます。うちの場合、切る道具は「ノコギリ」と「ジグソー」の二刀流。ジグソーの方が電動で、ノコギリよりも素早く楽にカットできるため重宝しています。

バンライフにおすすめのDIY道具3.インパクトドライバー


インパクトドライバー

「インパクトドライバー」もバンライフのDIYに欠かせない、便利な道具のひとつ。

インパクトドライバーは固定するための道具で、先端を付け替えることにより様々な役割を果たします。例えば、木材に穴を開けるだけでなく、回転する方向を替えることにより、ネジを締めたり緩めたりすることもできます。

インパクトドライバー 使用中

切断した木材を留めていけば、形としては完成です。ドゥルルルルと音を立てながら出来上がっていく内装に、ワクワクが止まりません。

バンライフにおすすめのDIY道具4.サンダー


見た目の良さと、安全性を考えるなら、木材のヤスリがけも重要です。

我が家では、簡単に必要な箇所のみ紙ヤスリを使用していますが、手動でやるにはなかなかの重労働。

広い面をやすりたい場合には、「サンダー」と呼ばれる道具を使うのがおすすめです。

Meterk サンダー 工具 200W 12500RPM 小型軽量 低振動/低騒音/集塵ボックス付き 20個入りサンドペーパーパッド 木工用/仕上げ用/DIY用/研磨用
Meterk


サンダーは粗さの違うサンドペーパーやディスクを取り付けることにより、木材を好みの滑らかさに仕上げることができます。

木材の表面を塗装したりするにも、全体にやすりがけしておくことで綺麗に仕上がります。

電動のサンダーを選ぶ場合には、研磨した粉を集める集塵機能がついたものがおすすめです。

また使用する際には、飛び散った粉は吸い込まないようマスクやゴーグルの併用も大切です。

バンライフにおすすめのDIY道具5.ノコギリガイド




もうひとつ、バンのDIYにあると便利なのが、ノコギリの切る角度を調節する道具です。

これがあるとより正確にカットすることができ、見た目の良い内装に仕上げることができます。我が家でも次に欲しい道具のひとつです。



もしお使いの木材が2×4のみであれば、専用のお値打ちなノコギリガイドもあります。また、最近では100均でも簡易的なノコギリガイドが手に入るようです。

バンライフにおすすめのDIY道具6.メジャー




ここからは少し細かな道具になりますが、バンをDIYする際に、メジャーは不可欠です。

凹凸のある車内に合わせて木材を加工するには、その都度サイズを計りながら作業する必要があります。

特にひとりでの作業であれば折れないしっかりとした素材のもの、長く伸ばしてもヨレないようセルフロック機能があるものがおすすめです。また、車のサイズに合わせた長さのあるものを選びましょう。

バンライフにおすすめのDIY道具7.さしがね




「さしがね」はL字型の定規で、角は正確に90度になっており、これを使えば、まっすぐに木材に線を引くことができます。さしがねは、DIYでも基本の道具ですが、その使い方は奥が深いものです。

うまく使えば直線だけでなく曲線を引いたり、正確に30度や60度などを図ることもできるのです。

バンライフにおすすめのDIY道具8.クランプ




クランプは材料を作業台に固定する時に使うDIY道具です。例えば木材をノコギリで切断する際に、片手で木材を押さえても動いてしまったり、力が分散し真っすぐに切れないといったことが起こります。

しかし、クランプで固定することにより、切ることに集中できます。特に電動工具を使う際は、安全のためにも必須と言えます。

また何かを接着する際に固定しておけば、しっかりと貼りつくまでの押さえにもなる便利な道具です。

DIYで自分好みの楽しいバンライフを!


バンライフ イメージ

バンライフを楽しむための、おすすめDIY道具をご紹介しました。

慣れないDIYで「プロのような仕上がり」とまではいかなくても、自分で作った内装で過ごすバンライフは格別!

自作だからこそ、少しずつ手を加えたり直したりできるのも楽しいものです。

くれぐれも怪我には気を付けてください。まずは基本的なDIYアイテムから使用し、素敵なバンライフを送ってくださいね。