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車中泊で日本一周!ライトエースを車中泊仕様に改造。天井の防音+断熱処理!




【車中泊で日本一周】ライトエースを車中泊使用に「天井をきれいにする」


車内の天井

内張りを剥がすと中には簡易的に防音と断熱対策が施された厚さ2〜3cmほどのフエルトのようなものがあります。

糊(のり)付けされていたので、カーボン素材のスクレーバー(ヘラ状になった刃に持ち手を付けた工具)でていねいに剥がしていきます。

剥がすこと自体は苦ではないのですが、糊とおそらく鉄板から伝わった熱が糊と絡まって繊維が天井にたくさん残っていました。

この繊維を取り払ってきれいにする作業が、今回の作業の中で一番苦労しました。

スクレーバー

まず可能な限りスクレーバーで繊維を取ります。

そして残った繊維と糊はパーツクリーナーと雑巾で取り除くのですが、これがなかなかきれいに取れない。

説明が難しいですが、感覚的に1cm四方の糊跡を除去するのに、パーツクリーナーを含ませた雑巾で20往復くらい拭かないと取れません。

しかも上を向いたままの状態で作業しているので、首を含め上半身への負荷が重かったです。

もちろん最後はきれいに拭き取りましたが、作業時間は休憩も含めですが1日半かかりました。

今回は根性だけで取り除きましたが、もっと良い方法があったのではと思っています。

【車中泊で日本一周】ライトエースを車中泊仕様に「デッドニングと断熱」


車内の天井

今更ですが、天井をきれいにする作業はデッドニングと断熱処理を行う上で必要だからです。

デッドニング用の制振シートと断熱材は貼り付ける製品ですので、貼り付け面に汚れがあったり、凹凸があったりすると密着度が低くなり剥がれやすくなります。

下地というのはどの作業を行う上でも大事ですよね。

次は制振シートを貼り付けます。

色々な方のSNSや車屋さんのYouTubeを見ると、シートは面積に対して30%〜50%貼ると良いそうです。

車内の天井

ポイントはなるべくまんべんなく貼ることと、貼った後にローラーなどできちんと圧着させることです。

ライトエースは天井に大小の凹凸があるので、大きい方の凹凸に合わせてシートを貼りました。

約40%強貼ることができたので合格なのですが、想像以上に制振シートが余りました。

最初はあまり考えていませんでしたが、余った制振シートを見てリアやスライドドアにもデッドニングを行うことを考え始めました。

次に、制振シートを貼った上から断熱材を貼ります。

車内の天井

隙間があると断熱効果が薄れそうなので全面にびっしり貼るようにします。

作業自体は難しくなかったので、あっさりと終了しました。

ただ、素人作業で貼り付けているので、断熱材を貼り合わせた間に若干隙間が空いしまいました。

そこでホームセンターに行きアルミテープを購入。

シートのつなぎ目を全てアルミテープで埋めて作業が完了しました。

【車中泊で日本一周】ライトエースを車中泊仕様に「追加購入品」


DIY用品

今回の作業で材料を追加購入しました。(↑写真右下に最初に購入したものが貼ってあります。)

断熱材は私の計算ミスで全面貼れず、再度小さいサイズを購入(3,430円)。

パーツクリーナーは天井の糊取りで大量に使ってしまったので追加です(398円)。

アルミテープは文中にも書きましたが、断熱材を貼り合わせた隙間を埋めるために買いました(380円)。

T型のボックスレンチ(サイズ10)は内張りの内側にバーが5本あり、2本が奥まった所にビスで止めてあったので外すために購入(590円)。

前回購入したものの中にグラスウールがありましたが、今回の作業では断熱シートのみを使用しました。

まとめ


うちの部落では田植えが終わり、私は家の中でムカデと戦っております。

暖かくなってくると、山の田舎暮らしは虫対策が大変ですね。

今回作業した天井は防音というよりは断熱がメインでした。

私は雨音は嫌いではないので、音の問題よりも湿気対策の方が重要です。

一度、雨の日に作業途中で半分天井が剥き出しのまま走っていたら、15分くらい運転しただけで天井の鉄板部分が湿っていました。

内張りがあれば違ったのかもしれませんが、秋冬を迎えた時が非常に心配です。

次は床をフラットにする作業に入ります。