旅先で仕事をする「ワーケーション」に憧れて
もともとフリーランスライターとして仕事をしていた筆者は、「好きな時に好きな場所で、好きな仕事をしたい」という希望がありました。
海外のバンライファーの動画では、車内で美しい景色を眺めながらパソコン作業をしている様子を何度も見かけました。
それと同じように、旅先の車内で仕事をしたいという願望を持っていたのです。
現在はただ観光のためだけの車中泊旅ではなく、車内でパソコン作業をしたり、取材を兼ねて車中泊旅にでかけたりと、旅と仕事を同時に楽しむことができています。
まさに「ワーケーション」を実践することが可能になりました。
筆者はフリーランスなのですが、夫は週5日フルタイムで職場に通っていることもあり、夫の週2日の休日や有給休暇を使ってワーケーションやバンライフを楽しむ形を取っていることから、「休日バンライフ」と名付けて楽しく活動を行っています。
景色が良い場所へも、思いついたときにいつでも行くことができる
現在「休日バンライフ」と称して車中泊旅を楽しんでいる私たち夫婦ですが、車中泊旅に感じている魅力のひとつが、景色・景観の良い場所に、いつでも思いついたときにすぐ行ける点です。
車中泊に出掛ける予定がない日でも、朝起きて天気が良いと「どこかにいきたい！」となり、突然出かけることが多々あります。
どこに行こうか？と考えたときに思いつくのは、いつでも「気持ちの良い天気の中、景色を眺めてのんびり過ごせそうな場所」です。
何度か車中泊を繰り返すうちに「お気に入りの場所」が少しずつ増えました。
その日の気分や移動時間を考慮して、夫婦のお気に入りの場所の中から1箇所を選んで出かけるようにしています。
特に何をするかを考えず「景色が良い場所に行きたい」とすぐに出かけることができる。
そしてその場所で寝泊まりし、おいしいものを食べ、ゆっくりと過ごすことができるのは、車中泊ならではだと感じています。
非日常を手軽に楽しめる車中泊の旅を、これからも
今回は、筆者夫婦が「休日バンライフ」をスタートさせたそのきっかけや理由、現在も感じている魅力などをご紹介しました。
小さい頃から車中泊を楽しんでいた方から、大人になってから車中泊の魅力にハマったという方など、車中泊をスタートした時期にも違いがあると思います。
また実際の車中泊旅で経験したことまで含めると、個々にさまざまな車中泊ストーリーがあるのではないでしょうか。
筆者も車中泊旅をスタートする前から現在までに、楽しいことだけでなく失敗したことや苦い思い出もありますが、後になれば良い思い出になるのだから不思議です。
車中泊に感じる魅力も人それぞれ。
私たち夫婦も、これからも車中泊を続けていく中で、新たな魅力に気づくのかもしれません。
「非日常」を気軽に楽しむことができる車中泊旅。
これからも夫婦でできるだけ時間を作り、長く楽しんでいきたいと思います。
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