車中泊スポットで悩まない!堂々と泊まれるおすすめのサービス

車中泊スポットで悩まない!堂々と泊まれるおすすめのサービス



毎日がクルマ旅、現在キャンピングカーで420日以上バンライフを送る、日本一周中のガタガタgogoのむっちゃんです。

最近、どこまでが「仮眠」で、どこからが「車中泊」なのかという線引きが、何かと話題になっています。そのため、クルマ旅をする人にとっては、気兼ねなく寝泊まりできる場所を見つけるのは急務ですよね。

そこで、今回はグレーゾーンは一切なし、完全にシロの快適な車中泊スポットを伝授させてきます。

クルマ旅ビギナーの方はもちろんですが、昔からクルマ旅を続けているエキスパートの方も、ぜひ目を通していただきたい内容です。

というのも、マナーやルール、認識は時代とともに移り変わってきており、昔は当たり前にできたことが、現在ではできなくなっていることもあるからです。

今一度『最近認められているスタイル』を頭に入れて、新たにクルマ旅を始める人の良きお手本となってくださいね。

みんなが選ぶ車中泊スポットは?



キャンピングカー

実際にクルマ旅をする方に話を聞いたところ、車中泊スポットは道の駅とRVパークが断トツに多かったです。

キャンプ場と湯YOUパークも、数名の方が挙げられました。この湯YOUパークは、提携している全国の旅館やホテルの駐車場で車中泊ができるだけでなく、温泉も楽しめるというもの。「くるま旅クラブ」に加入すると、そのシステムを利用できますよ。

そうです、『車中泊は道の駅とRVパークでするもの』とは限らないのです。

しかも、絶好の車中泊スポットだと思われている道の駅は、実のところ長時間の滞在は認められていません。

国土交通省も、道の駅はあくまで仮眠・休憩するための施設で、宿泊目的の利用は自粛してほしいとの見解を出しています。

これまで道の駅を車中泊スポットとして使っていた方は、今後はちょっと気を付けた方が良さそうですね。

おすすめの車中泊スポット



繰り返しになりますが、今回ご紹介するのは、完全シロの堂々と車中泊できるスポットです。

気兼ねなく長時間滞在できる施設に絞っているので、道の駅以外の車中泊スポットを探している人も、ぜひ活用してくださいね。

RVパーク


RVパーク

(参考URL:https://www.kurumatabi.com/rvpark/)

キャンピングカー乗りの方はもちろん、クルマ旅をされている方に幅広くその名を知られるのがRVパーク。

提携している施設の駐車場の一角で車中泊ができるというシステムです。

有料ではありますが、電源設備なども完備されています。ただしキャンプ場ではないので、車外での調理などはできません。

2019年1月15日現在、日本全国に145カ所設定されています。

【RVパークの定義】
下記の条件を満たし、日本RV協会が認定したものがRVパークという名称を使うことができます。どんな特徴があるのかを知るために、挙げておきますね。

  • ゆったりとした駐車スペースで、一週間くらいの滞在が可能

  • 24時間利用が可能なトイレがある

  • 100V電源が使用可能

  • 入浴施設が近隣にあることが望ましい

  • ゴミ処理が可能

  • 入退場制限が緩やか 予約が必須ではないこと


車中泊 スポット

メリット



  • RVパークに指定される条件を満たしている施設なので、電源やゴミ捨て等のサービスが手厚い

  • 施設によってはグレータンク、ブラックタンクの受け入れがある

  • 自分のスペース内なら、サイドオーニングを展開したり車外へイスやテーブルを持ち出したりすることも可能(車外調理は禁止)

  • キャンピングカー以外でも利用できる


デメリット



・比較的に値段設定が高いので、月単位の長期間利用には不向き

RVパークを使用したレビュー



  • 値段★★☆☆☆

  • 電源★★★★★

  • ゴミ処理★★★★★

  • 安眠度★★★★★

  • トイレ★★★★★

  • 車高を気にせず駐車できる★★★★★

  • お手軽度★★★★☆


carstayステーション



Carstay

(参考URL:https://carstay.jp/ja/stay

「誰もが、好きなときに、好きな場所で、好きな人と一緒に、過ごせる世界へ」がコンセプト。快適に車中泊やテント泊をしてクルマ旅を楽しみたいゲストと、駐車場・観光体験を提供したいホストをつなぐシェアリングサービスの提供を目的に運営されています。

2019年1月15日現在、登録されているのは日本全国に約140カ所。

RVパークとは違って施設ごとにサービスがかなり異なりますが、寝泊りする事だけを考えたら、安心して寝られるスポットばかり。

電源やトイレの有無は、申し込み時に確認しておきましょう。

平成レンタカー

メリット



  • RVパークと比較してかなり安価で利用できる

  • 滞在できる時間が比較的長いので、ゆっくり休める


デメリット



  • 施設によって条件がかなり異なる

  • 電源やゴミの受け入れがない施設もある

  • 場所によっては夜間トイレが使えない施設もあるので、事前に条件確認が必要

  • 車庫の高いキャンピングカーでは入庫できない施設もある

  • 使い勝手は良いが、最初の登録がやや面倒



carstayステーションを使用したレビュー



  • 値段★★★★★

  • 電源★★★☆☆

  • ゴミ処理★★★☆☆v
  • 安眠度★★★★★

  • トイレ★★★☆☆

  • 車高を気にせず駐車できる★★★☆☆

  • お手軽度★★★★★


オートキャンプ場



オートキャンプ場

(参考URL:http://www.autocamp.or.jp/?page_id=5

オートキャンプ場とは、大まかに言うと「車とセットで楽しめる設備の整ったキャンプ場」のこと。

車でも乗り入れられるオートキャンプ場は、車を使った欧米流のキャンプ、つまりクルマ旅を楽しむ人を歓迎しているので、車中泊ができるスポットを探している人にもぴったり。

車ごとキャンプ場に乗り入れて、車の真横でテントを張ったりBBQができたりするので、荷物を移動させる手間がありません。クルマ旅とともに、手軽にアウトドアも楽しめます。

2019年1月15日現在、日本全国にあるキャンプ場は1,110カ所以上とされています。

【オートキャンプ場の注意点】

  • 「車の移動」に気をつける

  • ゴミの処理はキャンプ場のルールに従う

  • 音楽やラジオの音量に注意。騒ぎすぎないように、夜と早朝は声のボリュームにも配慮を

  • 炊事場を独占しない・キレイに使う

  • 他人のサイトを横切らない

  • キャンプ場では挨拶をする

  • 自然を大切にする



オートキャンプ場 夜空

メリット



  • 車外に荷物を出してキャンプを楽しめる

  • 車両乗り入れ可能なキャンプ場はオーニングを出して楽しめる

  • 遊ぶ場所と寝起きする場所が完全に分かれている


デメリット



  • キャンプ場までの道が舗装されていない場合がある

  • 宿泊施設ではなく、あくまで不便や自然を楽しむキャンプ場。そのためトイレが綺麗でないことが多い


オートキャンプ場を使用したレビュー



  • 値段★★★☆☆

  • 電源★★★☆☆

  • ゴミ処理★★★☆☆

  • 安眠度★★★☆☆

  • トイレ★★★☆☆

  • 車高を気にせず駐車できる★★★★☆

  • お手軽度★★★☆☆



湯YOUパーク






 










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(参考URL:https://www.kurumatabi.com/yypark/

全国の加盟施設の駐車場に自分の車を停めて、車中泊を楽しめるというシステム。気兼ねなく車中泊ができるだけでなく、その地の温泉で旅の疲れを癒やせるのも大きなメリットです。

2019年1月15日現在、日本全国100軒以上の加盟温泉施設があります。現在も加盟店は増え続けているので、全国に施設が増えてくれると嬉しいですね。

ただし湯YOUパークを利用できるのは、くるま旅クラブ会員のみ。利用時にはくるま旅クラブ会員証(仮会員証含む)の提示が必要です。

メリット




  • 温泉料金のみで宿泊できる場合も多い(別途場代が発生する施設もあり)

  • 比較的安価で済む

  • 温泉に入った後、すぐに晩酌をして車内で寝られる



デメリット



  • 電源やゴミの受け入れなどのサービスはほぼなし

  • 温泉閉館時間はトイレの開放もされない施設が多い

  • くるま旅クラブ会員以外は利用できない



湯YOUパークを使用したレビュー



  • 値段★★★★★

  • 電源☆☆☆☆☆

  • ゴミ処理☆☆☆☆☆

  • 安眠度★★★★★

  • トイレ★☆☆☆☆

  • 車高を気にせず駐車できる★★★★★

  • お手軽度★★★★★



まとめ



キャンピングカー 車中泊スポット

いかがだったでしょうか。安心して気兼ねなく車中泊ができる場所は、実際こんなにあります。

施設ごとに特徴も使い勝手も異なりますが、車中泊をするなら、ぜひ一度はRVパークとcarstayステーション、湯YOUパーク、キャンプをされるならオートキャンプ場を試してみてください。

安心して堂々と、しかも快適にゆっくりと車で寝られるので、クルマ旅が今よりもっと楽しくなるはず。

クルマ旅の選択肢も増えて、活動圏内が広くなりますよ。