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キャンピングカー生活ってトイレや郵便物どうしてるの?日本一周中の夫婦が皆さんの疑問にお答えします!

キャンピングカー生活ってトイレや郵便物どうしてるの?日本一周中の夫婦が皆さんの疑問にお答えします!



キャンピングカー生活で気になるアレコレ



みなさんこんにちは。

家を断捨離!夫婦でキャンピングカー日本一周をしている「ガタガタgogo」のむっちゃんです。

キャンピングカーで日本一周旅をしていると、行く先々で「買い物とか日常生活の諸々ってどこでしているの?」とよく聞かれます。

日本国内の移動であればどこに行っても食料品や衣料、その他の生活用品を入手するのは難しいことではありません。

とはいっても、家では当たり前にやっていたことも、キャンピングカーで暮らすには、いろいろな工夫が必要です。

そこで今回は、よく聞かれる質問をもとにキャンピングカーでどのように生活しているのかを具体的にご紹介していきます!

食料品の入手はどうしているの?



キャンピングカーには冷蔵庫も搭載してありますが、家庭用冷蔵庫と比べると容量は小さいので、食料品をまとめ買いするのは難しいです。

とくに夏の暑い時期は傷まないうちに消費できる量の食料品だけを買い、こまめに買い足すということが必要になります。

道の駅で地元の食材を楽しむ



道の駅 大根

日本各地の街道沿いに点在する「道の駅」。駐車場も広く、ちょっとした休憩をするにも便利です。

道の駅のいいところは、季節ごとの地産品を安く販売しているということ。野菜はもちろん、養鶏場が近ければ新鮮なタマゴが手に入るし、牧畜が盛んなところだったらとってもおいしい牛乳やお肉、加工品なんかも買うことができます。

道の駅の他にも、JAなど地産品販売所はとてもお世話になっています。

なんでもそろう大型ショッピングセンター



定期的な買い物に私たちがよく使うのは、イオン系列のお店。特にイオンの郊外店は駐車場が広いので、キャンピングカーも停めやすいです。

道の駅では取り扱っていない商品(魚や肉類)や比較的保存が利く物はイオンで購入しています。

また、全国の店舗で同じ物を購入できるので、決まった食材などはイオンでリピート購入しています。安定して決まった物を購入できるのは、常に移動しながら生活している私たちにとって安心できる場所です。

ちなみに、トイレットペーパーやティッシュペーパー、歯磨き粉などの消耗品もイオンで購入することが多いです。

飲み水は無料で入手



水

またイオンよく利用するのにはもう1つ理由があります。

イオンカード会員は、1日に2Lの専用ボトル2本、つまり4Lまで各イオン店舗に設置されている「イオンのおいしい水」を無料で利用することができるからです。

店舗の中には給水器を設置していないところもありますが、旅から旅への生活をしている身としては大変ありがたいサービスです。

ファンからの差し入れ



差し入れ

番外編になりますが、旅先で応援をしてくださる方からの差し入れをいただくこともあり、これがとても嬉しいです。

特に地元の名産品などは、教えていただいて初めて知ることが多々あります。なので地元の名産品や保存の効く食料はありがたいです。

(※差し入れやプレゼントを求める内容ではありません。会いに来てくださるお気持ちが嬉しいです。)

トイレはどうしているの?



私たちのキャンピングカーにはトイレが装備されています。トイレはコンビニや道の駅でも借りることができますが、やはり長期の生活となると車内にトイレは必須です。

用を足した後の汚水を溜めるブラックタンクには、汚物を分解、消臭するのためにシャンプーと呼ばれる薬剤を投入して使います。また洗浄水にはリンスと呼ばれる専用液を薄めて使います。

しかし、こうした専用のシャンプーやリンスは一般店舗では売られていないので、私たちはキャンピングカーショーやフェアが開催された時に購入する事が多いです。

トイレの汚水を処理する方法



トイレのブラックタンクに溜まったものはどうするのかというと「ダンプステーション」を利用します。これは、ブラックタンクの汚水を処理できる専用施設のことです。

ダンプステーションは、全国各地の、車中泊やオートキャンプに対応したRVパーク、湯YOUパーク、くるま旅パーク、民パーク、オートキャンプ場などにあります。

ただ残念ながら、これら全てにダンプステーションがあるわけではないので、事前に調べそこを目指して移動します。

そして、そんな私たちを見かねて旅先でできた友人がトイレを貸してくれる事があります。

我が家のキャンピングカーはカセットトイレなのでブラックタンクを取り外せるタイプなのが幸いして、処理はしやす仕様になっています。

とはいえ、他人の家の汚水を処理させていただけるのはとってもありがたいこと。こういうときには感謝してもしきれません。

汚水の処理はキャンピングカーの旅には必ずついてまわるもの。今後より国内にキャンピングカーを普及させていくためにも、RVパークなどでダンプステーションなど幅広いサービスの展開をしてくださる事を切に願います。

洗濯はどうしているの?



コインランドリー



洗濯は基本的には週に一回ほど、コインランドリーを利用しています。最近は全国各地にコインランドリーが増えているので、見つからなくて困ることもほとんどありません。

一口にコインランドリーといっても縦型やドラム式などお店によってそれぞれ。自動的に洗剤が投入されるところもあれば、自分で洗剤を入れなければならないところもあります。

キャンピングカー生活を始めるまではコインランドリーを利用したことがなかった私が、今ではけっこうなコインランドリーマスターになりました。

洗い終わった洗濯物は車内に干すので、洗濯後は生活感がかなり増しますが、冬は乾燥対策にもなるので一石二鳥です。

郵便物の受け取りはどうしているの?



郵便局留め・配達業者留め



郵便物や宅配便などを受け取るのはどうしているのかということは、多くの方が疑問に思うところではないでしょうか。確かに私たちは移動しながら生活していますので、直接届けてもらうことはできません。

ですが、移動先が明確になっていればその近くにある郵便局の局留め、または宅配業者の配送センター留めで送ってもらって、こちらから出向いて受け取ることができます。本人確認ができる身分証明書を見せれば、あとはサインをするだけです。

家がなく常に移動している私たちは確実に荷物を受け取れるように、相手の方にも協力していただいています。

まとめ



家を断捨離する前は蛇口をひねれば出てきて当然だと思っていた水一つでも、旅の生活では非常に貴重なもの。

蛇口をひねったら当たり前に水が出る環境が、いかに便利だった事か。トイレだって流すだけで勝手に下水道に流れていって、こちらが処理をする必要などありませんでした。

家で生活していた時の『当たり前』が、今は当たり前ではなく、不便を伴った今の生活が当たり前になっています。

不便を楽しみ面倒を面白がる気持ちが大事ですね。

ただ、こういう不便と長期間向き合いながらも楽しみながらクルマ旅を続けられるのは、キャンピングカーだからこそだと再認識しました。

さまざまな楽しみ方があるクルマ旅。キャンピングカーという選択肢を加えると、より可能性が広がっていくのではないでしょうか。