自分だけの内装カスタマイズが魅力、隠れ家のようなカリスマジャパン「TINY」
6枚のベッドパネルで作るリビング
車内は6枚に分割されたベッドパネルで、「ベッド」「リビング」の2つのモードを切り替えられます。
足元を空けるように、ベッドパネルを背もたれとして配置するとリビングモードに。
折りたたみ式カウンターテーブルを展開することで、食事やパソコン作業が可能です。
ふたり旅ならL字型にテーブルを囲むのがよさそうです。
ルーフ付近には、オープンラック&ティッシュボックストレイを標準装備。
生活必需品ながら置き場所に困るティッシュを、すっきり定位置に配置できます。
リアゲートを開ければ、車外の景色を楽しめる開放的な空間になりそうです。
簡単に展開できるフロアベッド
ベッドパネルを敷き詰めれば、大人2名が就寝可能なフルフラットベッドに。
事前にリビングモードになっていれば、背もたれパネルを移動させるだけでベッドになるので簡単です。
悪天候時など、車外に出なくてもベッド展開ができるので安心。
走行モードになっている場合は、乗用シートを格納してからパネルを重ねます。
ベッド状態のときは床面にちょっとした荷物を置けるほか、シート下収納庫を備えます。
ギャレーを兼ねるキャビネット
車両後部のキャビネットは、折りたたみ式のカウンターテーブルを閉じた状態でも作業台として使えます。
上位モデル「enrich」を選択すると、キャビネットにステンレス製シンク&給排水タンクが追加されます。
給排水タンクはそれぞれ容量10Lで、車両後方から取り出せるようになっています。
注目したいのは、カウンターテーブル上部のサイドボードパネル。
有孔ボードでオリジナルの収納を作ったり、マグネットボードを設置したり、DIYを楽しめるスペースになっています。
市販の便利グッズなどを使って、それぞれのユーザーがアイディアを発揮できます。
こだわりのキッチンツールやカトラリーを並べて「見せる収納」にしてもいいですね。
「enrich」モデルでは電装品がプラス
「enrich」モデルを選択すると、走行充電が可能なサブバッテリーシステムが搭載。
250Wインバーターが含まれ、カウンターテーブルのAC100Vコンセント(2口)を通して電化製品の使用が可能になります。
そのほかUSBポート、DCソケット、電源スイッチが1か所に集約され、デバイスの充電などに対応します。
また、ルーフ付近に間接LED照明が設置。
前述のとおりステンレス製シンクも追加されるため、本格的な車中泊旅を考えるのなら選択したいモデルです。
まとめ
インテリアカラー&素材選択とともに、パネル、バー、ラックなどのフレキシブルなカスタマイズが可能なTINY。
子どもの頃、秘密の拠点にお気に入りのアイテムを並べたように、自分だけの使い心地を追求できるのが魅力です。
釣り、登山、キャンプなど趣味を極めるソロ利用にもおすすめ。
ワクワクするような遊び心あふれる軽キャンパーです。
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